心からの感謝を

その他

こんにちは。
今日は感謝の気持ちを伝える回にしようと思います。

以前、プロコーチになったきっかけとなる都心の現場の話を書きましたが、
今月末をもって、自身が8年間勤務してきた会社を退職するにあたり、その現場のオペレーターの方の中で、「お世話になった。顔を見て挨拶がしたかった」「あの人の研修は本当にためになった」「現場で何かあった時、あの人だけは相手が誰であっても躊躇なく必要な指導をしていた。指導するって、嫌われるかも知れないから皆やらないのに、あの人は嫌われ者の役を買って出ていて、本当にすごい人だと思った。あれは凄かった」などと、過分なお言葉を頂戴していると、今も連絡を取っている管理者の方々から伺いました。

思い返せば、あの現場に異動になった時、目にしたのは未経験でコールセンターのコの字も判らない数百名の、オペレータにすらなっていない大多数の方々。いざ、受信してもすぐに「お前じゃダメだ、話にならん!上司を出せ!」と一日に何回も交代対応をする日々。
でも、皆さん、鳴り続ける電話にひるむことなく出て、一生懸命に説明しようとし、頑張っていました。
しかし、心無い言葉で罵倒され、傷ついて泣いてしまう方々も・・・。

強く心に誓ったことは、一人前のOPになって頂くこと。少しでも働きやすい環境作りを心掛けること。
OPが困っていたら、飛んで行き、自分の事として話を聞くこと。その人に何が必要で、自身に何ができるのかを考え、実行すること。
そして最後に、この短期の現場が終わる時、どのセンターへ異動しても困らない実力と胆力を付けて旅立っていただくこと。

あれから2年の月日が経ち、人も随分入れ替わりましたが、立ち上げ当初からいるメンバーの成長の著しいこと。
中には私よりも詳しくなっていて、教えて下さる方もいました。
本日の受電件数を「こんなに取ったのよ!」と誇らしげに伝えてくれる人もいました。
こんな時はどんな言い方をしたらいいの?この言葉はあってる?と勉強熱心さもあり。
ハードなクレーム対応をしているため、交代を申し出ても、必要ないと手で遮る方も。
なんて、なんて心強く頼もしく、そしてその成長の嬉しかったことか。
手上げで向かうと、私が向かっただけで「得した気分になる」と喜んでくださる方や、お菓子をくれたり、世間話をしてくれる方も。

そんなOPの方々に、育てて頂いたのは私の方。
上司に代われと言われて電話交代する時に、おっしーで良かった、もう大丈夫だと絶対の信頼を寄せてくれたOPの方。
ハードすぎるクレーム対応が終わり、電話を置くと慰めてくれたり、ねぎらってくれたのはOPの仲間たち。
「あの人に言えばなんとかなる」と頼っていただける幸せ。
本当にありがとうございました。
そんな大切な皆様の、誰にも挨拶できぬまま退職となることをお赦しください。

今も連絡を取り合っている、仲良くしてくれる素敵な管理者と、これから株式を勉強するのだと前向きな仲間にこのブログでOPの皆さんに感謝を綴ることを伝えました。
このブログの存在が、必要な人に伝わって、読んでくれるといいな・・・。

これで関係が終わる訳ではありませんが、ひとつのけじめとして、心からの感謝をお伝えします。
これからは、上司でも部下でもありません。人間同士として仲良くしていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

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